へリックス君 1回目 ~ 子犬のしつけ
スタンダードプードルの3ヵ月の男の子
へリックス君、1回目のトレーニングです
大阪市内だと大型犬は珍しいですよね
プードルといえばトイプードルを指すくらい
小型犬というイメージがあると思いますが
元々はスタンダードプードルだけでした
どんどんと小型化された結果
ミディアムプードル(中型犬)
ミニチュアプードル(小型犬 トイより大きい)
トイプードル
とサイズバラエティがあります
(愛犬のがじゅまるはトイプードルの標準サイズを
超えておりミニチュアプードルサイズです笑)
ちなみにトイよりさらに小さい
タイニープードルやティーカッププードルは
今のところ犬種としては認められておらず
あくまで小柄なトイプードル
という位置づけです
どのサイズでも聡明さは変わりませんが
スタンダードはおおらかな性格の子が多いですね
まずはアイコンタクトとハンドターゲットから
何を教えるにもこの2つが基本となります
目が合った状態のほうが指示が入りやすいのと
最初は手の誘導で動作を教えるので
人の手についてくることを教えます
続いてはオスワリの練習です
最初はおやつを持った手を
へリックス君の鼻先からおでこの方へ動かし
鼻先が天井を向くように誘導します
お尻が床に付いた瞬間にクリッカーを鳴らし
おやつをあげます
何度か練習してスムーズに出来るようになったら
おやつを持っていない手で同様に誘導します
誘導の手⇒合図の手となっていきます
お次はフセの練習ですね
最初は誘導で教えていきます
おやつを持った手を
へリックス君の鼻先から
床へ降ろしていき
手をひっくり返します
手の下におやつがあるので
最初は匂いを嗅いだり
手で引っ掻いてみたり
何とかおやつを取ろうと頑張ります(笑)
そうこうしているうちに
お腹が床に付いた瞬間、クリッカーを鳴らし
手の平を表に向けておやつをあげます
くり返すうちに「こうすればおやつがもらえる!」
というルールを理解して
すぐにフセの体制をとるようになります
最後はスピンの練習
時計回りに歩くトリック(芸)です
これも最初は誘導で教えるので
おやつを持った手で鼻先を連れていくように
ぐるーっと時計回りに歩かせます
何度か練習すると
おやつを持っていない手でも
ついてきてくれるようになります
最初は鼻先の高さで大きく手をまわしますが
徐々に手の位置を高くすると同時に
描く円のサイズを小さくしていきます
最終的には上の方で手首から先だけ
くるんと回す合図で出来るように
教えていきます